宅建試験の過去問を取り上げ、過去問を通じて勉強をしていきます。 @過去問の解説 A過去問の選択肢や問題文を変更した場合はどうなるか という流れで進んで行きます。 今回は平成17年度試験問題の解説をしながら、問題を通じて、応用を見ていきます。 |
問13 |
平成17年度宅建本試験問題13から学ぶポイント
★物権の処分は自由にできる。債権の処分は自由にできない場合がある。 ★賃借権は賃貸人の承諾がなければ、原則として無断で転貸・譲渡できない。 ★無断で転貸・譲渡された場合、賃貸人は賃借人との賃貸借契約を解除することができる。 ★ただし、当該転貸が背信的行為でない場合は解除できない。(事情により親戚に数日貸す、など) ★転貸・譲渡の承諾をするにあたり、なんら不利になることがないにもかかわらず、賃貸人が承諾をしない場合は、賃借人は裁判所に対して、承諾に代わる許可を申し立てることができる。 |
本問題(又は上記ポイント)以外で各自確認すべき事項 ●無断譲渡の効果 ●転貸人がいる場合の、賃借人と賃貸人の契約が解除された場合の転貸人の地位 ●転貸人と賃貸人、賃借人との賃料の請求関係 など、、、 |
過去問研究平成17年 |